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空間オミクス解析
シングルセル空間トランスクリプトーム解析 | シングルセル空間オミクス解析
Single cell spatial transcriptomics | Single cell spatial omics(シングルセルタイプ)
シングルセルまたはサブセル(1細胞以下)レベルで、組織内の位置情報を保持したまま遺伝子発現解析が可能です。組織切片上の転写産物(RNA)を1分子ごとに検出し、細胞境界情報と合わせて解析することで、個々の遺伝子が発現する位置(細胞や細胞内局在)と量を計測することができます。
スポット型空間トランスクリプトーム解析 | Visium / Visium HD *1
Spatial transcriptomics | Spatial omics(スポットタイプ)
微小領域(スポット)ごとに、組織内の位置情報を保持したまま網羅的な遺伝子発現解析が可能です。基板上に配置したスポット単位で転写産物(RNA)の種類と量を網羅的に検出することで、個々の遺伝子が発現する組織内の位置と量を計測することができます。
シングルセル解析
シングルセルRNA-seq解析 | scRNA-seq解析
シングルセルトランスクリプトーム解析(polyA RNA、従来法)
1細胞ごとに転写産物(polyA RNA)の種類と量を網羅的に検出します。各細胞に特徴的な遺伝子発現プロファイルを元に細胞集団をクラスタリングし、亜集団の特徴を抽出することが可能です。多数の細胞中に混在する少数細胞の発現変動遺伝子も解析できます。
シングルセル遺伝子発現Flex*1 | シングルセルFixed RNAプロファイリング解析
シングルセルトランスクリプトーム解析(プローブ型)
ホルマリン固定により検体採取直後の遺伝子発現状態を保持したまま、1細胞ごとに転写産物(RNA)の種類と量を網羅的に検出します。手術検体など組織採取後すぐに細胞単離まで実施が難しい検体を固定し、後日改めて細胞を単離して解析することが可能です。組織からの細胞単離の際にダメージを受けやすい細胞や、短時間で発現が変化する遺伝子の検出にも最適です。
シングルセル完全長 total RNA-seq解析 | RamDA-seq®解析*2
シングルセルトランスクリプトーム解析(polyA RNA + non-polyA RNA)
1細胞ごとに、polyA RNAおよびnon-polyA RNAの種類と量を網羅的に検出し、かつRNAの全長を偏りなく検出することが可能です。細胞集団を発現プロファイルを基に分類し、亜集団における検体間の多種多様なRNA量の変動を検出することができます。lncRNAやpre-mRNA等の解析も可能です。
シングルセルレパトア+シングルセルRNA-seq解析
シングルセルTCR/BCRレパトア+シングルセルトランスクリプトーム解析
1細胞ごとに、T細胞/B細胞の抗原受容体(TCR/BCR)を構成する遺伝子ペアを同定するレパトア解析と、トランスクリプトーム解析を同時に行うことにより、細胞タイプと免疫レパトアを紐付けた解析が可能です。
バルク解析
RNA-seq解析
トランスクリプトーム解析
転写産物の塩基配列を決定し、RNA断片の数から発現量を網羅的に検出します。マイクロアレイ法のように解析対象遺伝子を想定してプローブを用意する必要がなく、予想していなかったデータが得られます。また定量性にも優れています。
ChIP-seq解析
クロマチン免疫沈降シーケンス解析
クロマチン上の転写調節因子結合部位、ヒストン修飾部位、DNAメチル化部位を網羅的に、かつ高分解能で検出します。結合モチーフや結合部位近傍遺伝子を網羅的に解析できます。
ATAC-seq解析
オープンクロマチン領域解析
オープンクロマチンがトランスポゼース高感受性であることを利用して、オープンクロマチン領域を検出します。転写因子が結合して転写活性化している領域、もしくは転写因子が結合しやすい領域を網羅的に推定できます。
- 他の解析についても対応可能です。ご不明な点はこちらよりご相談ください。
*1 10x Genomics社の商品名または登録商標です。
*2 理化学研究所の登録商標です。